マイカーと共に過ごす都会的スタイルなガレージハウス

自動車は移動の手段にもなりますが、ある一定の車種になると、飾ることがメインになる車種があります。
この場合、帰ってきてただ駐車をするだけではなく、置いておくだけでその自動車がどれだけ輝くかのステージをつくりあげることが必要です。

こちらのお住いは、現在お持ちの車種や大きさ、それに歴史やテーマを徹底的に考えるとともに、そのス過ごし方なども考えたデザインです。

車種から想像するシナリオ

都内や市街を普段のように走り、時には首都高などを時間などを気にせずに走り回ります。カフェによったり、ショッピングをしたりとオーナーの一時のサポートをするマシンは、夜更けとともに自宅に戻ります。すっかりと日が暮れ、ガレージ前に到達したとき、ほんのりとしたライティングがマシンを迎えます。オーバースライダーがゆっくりと開き、すこし誇りにまみれたマシンが車庫に入っていきます。そこのガレージは外の状況とは別でエアコンや換気システムにてホコリが入りづらい空間で、マシンにとって快適になっています。マシンにとって快適となれば、オーナーも快適で雨や風に打たれることなく部屋にはいることができます。一日をともにすごしたマシンを毛はたきで落とし、オーナーは部屋にもどり、今日のあったことをガラス越しにマシンを眺めながら今日の一日を思い浮かべます。

実際にこのような状況では無いにしろ、これを実現できることが必要と考えました。