おしゃれなガレージハウスの実例|外観・内装・間取り・収納づくりのコツを徹底解説

注文住宅でガレージハウスを建てるならおしゃれでかっこよくしたいという方も多いですよね。

デザイン性が高いビルトインガレージがある住まいなら、ただ駐車するだけでなく愛車を魅力的に見せることもできます。

 

そこで今回は、おしゃれなガレージハウスを建てるメリットとこだわりの実例をご紹介します。

ガレージハウスをおしゃれにするポイントを、外観や内装などのポイントごとに解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

<コラムのポイント>

  • おしゃれなガレージハウスは愛車の魅力を引き出せたり、建物のデザイン性を高めたりできるメリットがあります。
  • デザイン性にこだわったガレージハウスの事例をご紹介しますので、デザインのポイントをチェックしてみましょう。
  • 外観・内装・間取りのポイントを確認し、おしゃれなガレージハウスを建てる際の参考にしてみてくださいね。

 

 

おしゃれなガレージハウスのメリット

おしゃれなガレージハウス

おしゃれなガレージハウスを建てるメリットをご紹介します。

 

愛車の魅力を引き立てることができる

おしゃれなガレージハウスは、愛車の魅力を引き立てられる点がメリットです。

ビルトインガレージの内装デザインにこだわり、空間をおしゃれにライトアップすれば、まるで愛車がショールームに飾られているように美しく見えます。

手をかけてメンテナンスしている愛車が映える駐車スペースをつくりたいなら、おしゃれなガレージハウスがぴったりです。

 

外観・内装のデザイン性が高まる

おしゃれなビルトインガレージがある住まいは、建物全体の外観・内装のデザイン性も高まります。

外観は大きなシャッターがあることで、インパクトのあるデザインに仕上げることが可能です。

また、部屋の中から愛車を眺められるように窓をつければ、高級感ある上質な内装になります。

ビルトインガレージを「魅せるための空間」として設計して、ワンランク上のおしゃれな住まいをつくりましょう。

 

マイホームでの時間が充実する

おしゃれなガレージハウスを建てることで、マイホームでの時間が充実します。

ただ駐車をするだけのシンプルなビルトインガレージの場合、せっかくつくってもワクワクを感じませんよね。

こだわりを詰め込んだおしゃれなビルトインガレージを建てれば、住まいの中で1番のお気に入りスペースになるかもしれません。

ガレージで車のメンテナンスをしたり、カスタマイズを考えたりなど、お気に入りの空間で充実した時間を過ごすことができるでしょう。

 

駐車スペース以外に趣味空間などで活用できる

おしゃれなガレージハウスは、駐車スペース以外にも次のような使い方ができます。

 

  • 趣味スペースにして映画鑑賞や読書を楽しむ
  • ソファやチェアを置いてカフェタイムを過ごす
  • デスクを置いてワークスペースにする
  • 友達を招いてお酒を飲む

 

趣味に熱中したり家族や友人とくつろいだりするなど、様々なシーンで活用できます。

また、独立した空間であるビルトインガレージは、集中して仕事を進めたいときにもおすすめです。

 

ガレージハウスの一般的なメリット・デメリットはこちらのコラムでご紹介しております。

ビルトインガレージがある住まいを検討してる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

▷ビルトインガレージのメリット・デメリットと対策|インナーガレージとの違いも

 

注文住宅で建てたおしゃれなガレージハウスの実例

おしゃれなガレージハウス

注文住宅で建てたおしゃれなガレージハウスの実例をご紹介します。

 

外観のこだわりポイント

おしゃれなガレージハウスの外観

白・黒の外壁をベースにして、木製外壁をアクセントに取り入れた、モダンテイストのガレージハウスです。

重厚感のあるタイルに、木を取り入れることで柔らかさをプラスしています。

ビルトインガレージ周りに白の外壁を採用することで、黒のシャッターを閉めたときに色の対比を楽しめるようにしました。

 

ビルトインガレージとカーポートの間にアプローチを配置しました。

ガレージハウスのアプローチ

門壁はアプローチのタイルと同素材で仕上げ、高級感のある空間にコーディネートしています。

シルバーのドアは玄関ドアではなく門扉ですが、高さがあり鍵付きのため防犯性も高いです。

門周りには屋根をつけ、雨の日でもストレスを感じない空間づくりにこだわりました。

 

シルバーの門扉を抜けると、広々とした玄関ポーチに続きます。

ガレージハウスの玄関ポーチ

黒いドアを入ると玄関へ続き、赤いドアからはビルトインガレージへ行くことができます。

軒天の板張りは、玄関ポーチのかっこいい雰囲気に合う樹種を選びました。

 

こちらは、夜にライトアップされたガレージハウスの様子です。

夜のガレージハウス

ビルトインガレージ上の軒天にダウンライトを施工しました。

2灯の照明がガレージや愛車を照らし、昼とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

 

内装のこだわりポイント

ガレージハウスの内装

ビルトインガレージの内部は、白・黒の壁と赤いドアでコーディネートしました。

外観と内装の壁の色味を合わせることで、シャッターを開けておいても違和感がなく、まとまりのある空間に仕上がります。

 

天井には木目を取り入れ、外観と同様に柔らかさや落ち着きをプラスしました。

ガレージハウスのおしゃれな内装

床をタイル仕上げにしたり、壁に飾り棚を付けたりするなど、細部のデザイン性にもこだわりました。

空間全体を明るくするだけでなく、愛車や飾り棚を美しく照らすために照明器具を使い分けています。

 

LDKとガレージの間には大きな窓があり、室内から愛車を眺めることも可能です。

室内からガレージを見る

ビルトインガレージの照明計画にこだわったため、室内側から見ても愛車が映えます。

 

居住スペースの内装は、グレーをベースカラー、白をメインカラーにしてコーディネートしました。

シックなガレージハウスの内装

ビルトインガレージと同様に、木目や赤をアクセントにして温かみを取り入れています。

リビング上は大きな吹き抜けにして、開放的でゆったりと落ち着ける空間にしました。

向かって右側の収納ボックスは、愛猫が楽しめるキャットウォークになっています。

 

外観・ビルトインガレージ・居住スペースの内装に統一感を持たせ、デザイン性にこだわったおしゃれなガレージハウスです。

▷施工事例:デザインガレージ+最高の断熱性能と省エネ性能

 

デザイン性が高いビルトインガレージをつくるポイント

おしゃれなガレージハウス

おしゃれでかっこいいビルトインガレージをつくるためのポイントを解説します。

 

外観

外観は愛車のテイストに合ったデザインにすると、統一感があるおしゃれなガレージハウスに仕上がります。

スポーツカーのようなかっこいい車ならモダンデザイン、街乗りの可愛い車ならナチュラルデザインなど、愛車に合わせてコーディネートしてみましょう。

 

とは言え、車は定期的に買い替える方がほとんどだと思いますので、あまり意識しすぎる必要はありません。

どんな愛車にも合うような、シンプルモダンやナチュラルモダンなデザインなら、どのような車にもマッチするでしょう。

 

シャッター

ビルトインガレージのシャッターは外観に占める面積が大きいため、デザインによって印象は大きく変わります。

金属製のシャッターならモダンやかっこいい雰囲気に、木製のシャッターならナチュラルテイストに仕上げることが可能です。

 

シャッターについてはこちらのコラムで解説していますので、参考にしてみてくださいね。

▷関連コラム:ビルトインガレージのシャッターは必要か|固定資産税への影響や後付けについても解説

 

間取り

ガレージハウスをおしゃれにしたいなら、ガレージと居住スペースがつながる間取りがおすすめです。

大きな窓を採用すれば、室内から愛車を眺めるられるおしゃれな空間をつくることができます。

開け閉めできる窓やドアを居住スペースとの間につければ、空間同士の行き来がしやすくなり、ガレージをアウトドアリビングや趣味空間としても活用しやすいです。

 

ガレージハウスの間取りはこちらのコラムでご紹介していますので、ご要望に合った図面をチェックしてみてくださいね。

▷関連コラム:【ガレージハウス】間取り図17選・おしゃれな実例を大公開|平屋・2台・3台も

 

内装

ビルトインガレージの内装は、車が映えるようなベーシックな色を取り入れることをおすすめします。

モノトーンカラーやアースカラーなどのシンプルな色味なら、どのような車に買い替えてもマッチするケースが多いです。

床はコンクリートなどで仕上げる方法が一般的ですが、タイルや光沢感のあるドクターフロアなどにすると、高級感のあるデザインに仕上がります。

 

また、ビルトインガレージとつながる居住スペースは、内装デザインに統一感を持たせるとよりおしゃれにすることが可能です。

同素材で仕上げる必要はないですが、色味やテイストなどを合わせてみてくださいね。

 

照明

照明の当て方によって車の見栄えは大きく変わります。

空間全体を明るくするだけでなく、愛車が美しく照らされるように集光タイプのダウンライトやスポットライトで照らしても良いでしょう。

 

また、居住スペースからもビルトインガレージの照明を操作できるように、スイッチを施工することもおすすめです。

LDKなどから愛車を眺めるときに、ガレージの明るい照明は消してスポットライトだけにするなど、雰囲気を演出しやすくなります。

 

さらに、ビルトインガレージ内の電球の色にこだわることもポイントです。

洗練されたスタイリッシュな印象なら太陽の光に近い「昼白色」、温かみや落ち着いた雰囲気にしたいならオレンジ系の「電球色」など、イメージに合った電球の色を選びましょう。

シーンによって使い分けられるようにしたいなら、色が変えられる調色機能がついた照明を選んでみてくださいね。

 

収納

デザイン性の高いガレージハウスにしたいなら、メンテナンス用品などが整理整頓できる収納を採用しましょう。

工具などが入ったボックスやヘルメットをそのまま置けるような、使い勝手の良いオープンタイプの棚をおすすめします。

 

また、ガレージと室内を行き来する扉があるなら、靴や車の鍵をしまえるちょっとした収納棚も便利です。

ショールームのようなおしゃれなビルトインガレージにしたいなら、インテリアなどを飾れる棚やニッチも検討してみてくださいね。

 

まとめ

おしゃれなガレージハウスは、ガレージ・外観・居住スペースに統一感がある色・素材選びをすることがポイントです。

愛車がより魅力的に見えるような内装や照明を選んで、ビルトインガレージをおしゃれにコーディネートしてみてくださいね。

 

ハグデザインはビルトインガレージの施工実績が多数あり、一級建築士によるお客様の暮らしを考えた空間提案をしております。

デザイン性と使い勝手を兼ね備えたおしゃれなガレージハウスのご提案も可能ですので、ぜひお気軽にお声がけくださいね。

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